園の特徴

大典保育園の三大栄養素

子どもたちは遊びの中でいろいろな経験をします。年齢の同じ子や年齢の違う子ども達と遊ぶ中で、思いやる心、譲る心、そして優しい心を自然に育み、また痛みのわかる子どもへ成長します。遊びを工夫することで頭を使い、ルールを守ることにより社会性が身に付きます。
また当園ではその季節にしか味わえない遊びや、昔より伝承された遊びを取り入れた保育も行っています。毎日友達や保育士といきいきと楽しく遊ぶことが、この時期一番大切なことだと考えています。就学に向けて必要なことは、遊びや生活の中で自然に身に付いていきます。
その中でも当園の他にはない保育の特徴として実践しているのが、3歳以上児混合の異年齢保育、和食給食、そして健康保育です。

異年齢保育

当園では、3才以上の子ども達を対象に異年齢混合の保育を行っています。家庭では大抵異年齢の兄弟で大人に見守られながら生活を送ります。園でも大家族の兄弟のように遊びも生活も一緒に過ごします。

5才児は伝え手となり、4才児は5才児の技を掴みながら力を貯め込み、3才児は新しい体験を積み重ねていきます。
人間として必要な力のほとんどが模倣することによって身につきます。遊びの能力も人間関係も異年齢では大きく育ちます。

また兄弟姉妹のように、年齢が上の立場も下の立場も経験できることも人間形成の上で役に立ちます。コミュニケーション力の低下が問いただされている昨今、子どもの頃のこの経験は将来の為になると考えております。

和食給食

お米は毎朝園で精米したての三分づき米を食べています。 日本には四季の移り変わりで自然が生み出す最高の山の幸・海の幸・旬のものがあります。旬のものは、エネルギーがぎっしりつまっているので、とてもおいしいです。そこで、旬を感じる食材選びで献立をたてています。

お魚料理は必ず週2回あり、骨ごと食べれる調理をしたり、骨つきの魚も自分で骨をとって食べれるようになっています。 野菜は煮物、和え物、お浸し、酢の物にして出しています。
味噌汁は、昆布と煮干でしっかりだしをとり、具だくさんなものを毎日出しています。
冷凍食品・加工品は一切使っていません。米粉・米油を使った調理をしています。

おやつは第4の食事と考え、市販のお菓子ではなく、腹もちのよいおにぎり、食べるにぼし、他にいもや米粉を使った団子やおやきなどにしています。
子ども達は給食もおやつも大好きで、残すことなくしっかり食べています。

健康保育

当園は小さい時から薄着の習慣を身につけていきます。
特に寒くなると厚着になりがちですが、園内は床暖房が完備されているので薄着でも大丈夫です。そして暑くても寒くても1日1回は外に出て、暑さ寒さを体感し元気な身体作りをしています。
また園にいる時だけではなく、登降園から素足にぞうりをはいて過ごします。ぞうりを履くことで足の裏(土ふまずや丸天井)がきっちり形成されます。
判断力や集中力、持続力、意欲が高まり、情緒も安定するといわれています。